神宮司廳によりますと、10連休中の伊勢神宮参拝者数は延べ88万人余りになったそうです。2018年の同期間は延べ39万人余りで2倍以上になりました。「令和初日」の5月1日は17万人余りと最も多かったようです。
今日は皇大神宮(内宮)所管社である神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)に行ってきました。神さまの衣を「神御衣(かんみそ)」といい、神宮では毎年春と秋、天照大御神に絹「和妙(にぎたえ)」と麻「荒妙(あらたえ)」を御縫糸・御針などの御料とともにお供えする神御衣祭(かんみそさい)が行われています。その絹(和妙)を織るところが神服織機殿神社です。
所在地は松阪市大垣内町(おおがいとちょう)にあり、伊勢からですと国道23号線を松阪方面に走りイオン明和店を過ぎ大垣内町の交差点を左折し500mくらいのところにあります。
看板があるので分かりやすいです。
伊勢から県道37号線を松阪方面に走り、稲木町の交差点を右折して来ても看板があるので分かりやすいです。
看板のとおり曲がると社叢(しゃそう)の西側につき、車を止めるスペースがあります。
南側からみた遠景です。
舗装されていない道路を南側に回ると入り口があります。
入り口の鳥居の少し離れた右側にひっそりと社号標があります。ここもよく見ないと神服織機殿神社と刻まれているのがわかり辛いです。
入り口の鳥居をくぐると右側にクスノキの巨木があります。直径2mくらいはあるでしょうか?
私の履いていたスニーカーを置いて撮影してみました。ちなみにスニーカーのサイズは25cmです(^^)
参道を進むと神服織機殿神社(左)と八尋殿(やひろどの)(右)が並んでご鎮座されております。神服織機殿神社は機殿(八尋殿)の守護神をお祀りしています。伝承では服部神部の祖神・天御桙命(あめのみほこのみこと)と奉織工の祖先・天八千々姫(あめのやちぢひめ)をお祀りするといわれます。
また域内には八つの小さな末社があります。社殿に向かって右側。
社殿に向かって左側。
織子の方が八尋殿の中で和妙を織っていました。次回は神麻続機殿神社をご紹介します。
出典:神宮司庁発行「神宮の和妙と荒妙」、wikipedia