豊受大神宮(外宮)摂社である志等美神社(しとみじんじゃ)と大河内神社(おおこうちじんじゃ)、外宮末社である打懸神社(うちかけじんじゃ)は伊勢市辻久留(いせし つじくる)にある上社(かみのやしろ)の境内に御鎮座しております。上社は地域の氏神であり、中島・辻久留・二俣・浦口の4地域が氏子となっています。
外宮からですと南島線(県道22号線)を西に進み、辻久留の交差点を左折しますと上社の社叢が見え、次の十字路を右折します。
次の左に入る路地を進みますと、社叢が近づいてきます。
上社の入口です。
入口の右側に立っている説明板です。
入口を入って左側にある手水舎です。
入口を入って右側に手前から打懸神社、大河内神社、志等美神社の順に並んでいます。
画像では分かりにくいのですが、玉垣の中に社殿が2つ並んでおり、左側が志等美神社、右側が大河内神社です。志等美神社は外宮摂社16社のうち第7位であり、御祭神は久久能智神(くくのちのかみ)。周囲の林野の神でありますが、堤防の神とも伝えられます。大河内神社は外宮摂社16社のうち第8位であり、御祭神は大山祗神(おおやまづみのかみ)であり堤防の守護神であります。
打懸神社は外宮の末社8社のうち第4位であります。祭神は打懸明神(うちかけみょうじん)であり、打懸の「かけ」は懸税(かけちから、稲穂)のことであり、五穀豊穣の神でありますが、堤防の守護神でもあります。
入口を入って左側の上社の参道です。
参道の右側にある「撫石」です。
参道の左側にある「橿原神宮遙拝所」と左隣にある「上天神」です。
上社の社殿です。
一番奥にある「上社稲荷大明神」です。
出典:wikipedia