志宝屋神社(しおやじんじゃ)は伊勢市大湊町(いせし おおみなとちょう)にあり、外宮の末社8社のうち第8位であります。大湊町はかつては度会郡(わたらいぐん)に属しており、昭和18年(1943年)に宇治山田市に編入され、昭和30年(1955年)に市名改称により伊勢市になりました。近くに神宮直属の塩田(大塩屋御園)が存在したことから鎌倉時代以前から開けて、東海道・東国各地にあった荘園からの年貢や各地から神宮への奉納品、生活物資の集積点として、また東国から神宮への参拝客の海の玄関口としてなど、神宮と東国を結ぶ中継地また伊勢における物流拠点として栄えました。
伊勢市駅からですと、八間道路(県道201号線)を北上し、新開の二股交差点を左折して大湊線に入ります。国道23号線を越え、ローソン馬瀬店を過ぎてしばらく進むと赤い欄干のある湊橋が見えてきます。
湊橋に差し掛かる辺りから左側を見ますと、遠くに志宝屋神社の社叢が見えます。
湊橋を渡り、100mほど進みますと左に入る路地がありますので、左折します。
500mほど進みますと、社叢が近くに見えてきます。
入口です。近くに駐車スペースはありません。
入口を入りますと右側には小さい屋根付きの手水舎があります。
左側には令和記念樹としてクルミの木が植えられていました。
参道です。
社殿です。御祭神は鹽土老翁(しおつちのおじ)であり、塩業の神であるとともに海路の守護神でもあります。地域住民からは安産の神としても広く信仰されているそうです。
出典:wikipedia