御食神社(みけじんじゃ)は外宮の摂社であり、伊勢市神社港(いせし かみやしろこう)に御鎮座しております。外宮の摂社16社のうち第15位であります。伊勢市駅からですと、八間道路(県道201号線)を北上し、ララパークを右手に見ながら国道23号線を横断します。シンフォニアテクノロジーさん(右側)を通り過ぎ、伊勢市立港中学校(みなとちゅうがっこう、右側)通り過ぎますと一色大橋(いっしきおおはし)が見えてきますので、橋を上がらずに左側の側道に入ります。
道なりに進みますと橋の下を斜めにくぐり、堤防に突き当たります。
堤防に突き当たりを左折し、10m余り進みますと左に入る細い路地がありますので、そこを左折し入ります。
路地に入り、突き当たりを右折しますと御食神社の入口があります。駐車スペースはありません。
入口の横には案内看板が掲げられています。
入口を入って右側には屋根付きの手水舎があります。その奥には入り江の名残とされるお堀があります。
手水舎の反対側に社殿があり、社殿の囲いの前には古い黒松の大木が2本あります。
鳥居と社殿です。鳥居のすぐ奥には賽銭箱が置かれていました。御祭神は水戸御饗都神(みなとのみけつかみ)であり、神社港で揚がった海産物を伊勢神宮に調進する御饌の神であります。「水戸」は海水の入り込む「港」を意味するそうです。
入口を入って突き当たりには「辰の井」と呼ばれる井戸があり、火除の神として崇敬を集めているそうです。御食神社では、新年最初の辰の日に「お水取り」が行われ、この「辰の井」から汲み上げた水(初水)を地元住民が参拝者に配り、この水で清めると1年間水難・火難を避けることができるとの伝承から、各家庭では家の周囲に水をかけ、残り水を台所に供える習わしとなっているそうです。
突き当たりの堤防の海側には港があります。
堤防の手前にある橋の歩道に上がる階段に掲げられている案内看板です。
一色大橋の上から見た御食神社の社叢です。
出典:wikipedia