皇大神宮の摂社である久具都比賣神社(くぐつひめじんじゃ)の所在地はは度会郡度会町上久具(わたらいぐん わたらいちょう かみくぐ)にあり、宮川(みやがわ)沿いに御鎮座し、内宮摂社27社のうち第21位であります。
伊勢市駅からですと、県道37号線を松阪市方面に進み、度会橋西詰を左折し、県道38号線を度会町方面へ進みます。棚橋の信号を過ぎ2kmほど進みますと久具都比売橋(くぐつひめはし)が左側に見えてきます。
平成6年(1994年)2月竣工とあります。
橋の中間地点辺りから久具都比賣神社の森を撮影。宮川の下流側になります。
同じ地点から、宮川の上流側を撮影。宮川は国土交通省の一級河川水質調査(BODを基準、2012年に順位付け廃止)で、過去11回(2006年からは6年連続)1位となった清流であり、式年遷宮のお白石持行事に使用する石は、この宮川の河原から採集します。
橋を渡り終えると看板がありますので、左折します。
狭い道をしばらく進むと、また看板がありますので、左へ進みます。右側に進むと「上久具の渡し(かみくぐのわたし)」の跡地があります。
入口です。神社の周辺は道路が狭く、駐車スペースはありません。
左側にある社号標です。
右側にある、自然石をくり抜いた手水舎。
御祭神は、久具都比女命(くぐつひめのみこと)、久具都比古命(くぐつひこのみこと)、御前神(みまえのかみ)であり、御鎮座地の久具を灌漑する水の神かつ五穀の神とされます。
「上久具の渡し」の跡地。明治34年(1901年)に航路が開かれ、三重県で最後まで運航されていた渡し船でありましたが、平成6年に久具都比売橋が架橋されたことにより、その役割を終えました。
出典:wikipedia