今日は皇大神宮摂社である田乃家神社(たのえじんじゃ)、田乃家御前神社(たのえみまえじんじゃ)をご紹介します。2社は同座しており、社殿はひとつであります。所在地は度会郡玉城町矢野(わたらいぐん たまきちょう やの)にあり、皇大神宮摂社27社のうち田乃家神社が第5位で田乃家御前神社が第6位であります。
御祭神は田乃家神社が大神御滄川神(おおかみのみさむかわのかみ)、田乃家御前神社が大神御滄川御前神(おおかみのみさむかわのみまえのかみ)であり、農耕者と家の守護神であります。
場所は非常にわかり辛く、伊勢市駅方面からですと県道37号線を松阪方面に進み、掛橋の交差点(サガミ伊勢小俣店)を左折して県道13号線を進みます。サニーロードとの交差点(勝田西)を過ぎた300mくらいのところに二股に分かれる道路がありますので、その分岐を左折します。
二股に分かれる真ん中には石灯籠と幸神社(さいのかみ)看板があります。
分岐を左折し、1キロほど進むとまた二股に分かれる分岐がありますので、この分岐は右方向に進みます。
集落の中をしばらく進むと森に入ります。森が開けて左カーブの少し手前に神社があります。目印となるものが何も無いので、非常にわかり辛いです。
砂利が敷かれた、車が3台ほどおける駐車スペースがあり、その奥に見える立て札があるところが入口です。
入口です。
入口の横にある社号標です。
参道を進むと、天保十三年(1842年)寅三月と刻まれた水盤があります。
その奥に社殿があります。社名の「田乃家」は「田の上」という地形説、「田邊郷」という地名説、「田戸」(公田のそばに住む人々の代々の田や戸)説があるそうです。
出典:wikipedia