朝熊登山鉄道②でご紹介した絵画研究会出版部発行の「平岩乗換場ヨリケーブル線ヲ望ム」の絵はがきです。ここから線路の長さで1060m、高低差415m、最大斜度33度で山上停車場に着きました。そこから金剛証寺(こんごうしょうじ)まではおよそ2kmありました。
現在は木々が生い茂っていてわかり辛いのですが、近くまで行きますと②でご紹介したコンクリート製の階段状のプラットホームの遺構があります。
発行者不明の電車を間近で撮影した絵はがきです。昭和3年4月15日のスタンプ印があります。
絵画研究所出版部発行の「第一隧道前」の絵はがきです。電車の奥に海が見えますので山上側から撮影した画像になります。
絵画研究所出版部発行の「進行の光景」の絵はがきです。
絵画研究所出版部発行の「山上停車場」の絵はがきです。
別角度で撮影された「山上停留所」の絵はがきです。
現在の様子です。屋根は無くなっていますが、階段状のコンクリート製のプラットホームの遺構は遺されており、その上方には駅舎の遺っております。
駅舎を横から撮影した画像です。
絵画研究所出版部発行の「山上ヨリ鳥羽浦ヲ望ム」の絵はがきです。
角度は違いますが、駅舎上より撮影した五十鈴川河口方面の現在の様子です。
絵画研究所出版部発行の「朝熊岳全景」の絵はがきです。金剛証寺に通じる道にはたくさんの建物があります。
だいたい同じ方角を撮影した現在の画像です。
金剛証寺へ向かう旧参道沿いには、トイレ跡や売店?跡の建物が遺されています。さらに進みますと東風屋旅館跡があります。
出典:wikipedia