河原淵神社(かわらぶちじんじゃ)は外宮の摂社であり、所在地は伊勢市船江(いせし ふなえ)になり、地域の氏神である船江上社(ふなえかみのやしろ)の社地内に御鎮座しております。
伊勢市駅からですと、八間道路(はちけんどうろ 県道201号線)を北上して船江の交差点を左折し、すぐ右折しますと船江上社の社叢が見えます。
入口の右横には5台くらい止められる駐車場があります。
入口の鳥居をくぐりますと、左側には朧ヶ池(おぼろがいけ)が広がります。元は宮川の分流で勢田川(せたがわ)に注ぎ、付近に河岸(かし 船着場)があったことから「船江」という地名がついたそうです。
池の中央付近には鳥居があり、その先には龍がおります。
入口の鳥居をくぐり、10mほど進みますと右側に河原淵神社の入口があります。
社殿です。河原淵神社は外宮摂社16社のうち第12位であり、御祭神は澤姫命(さわひめのみこと)で水の守護神であるとされています。
社地内には樹齢約700年とされる御神木「招福楠」があります。
船江上社の社殿です。「明治12年神社明細帳」によれば、船江が上下2村に分かれていた時代に上船江村の産土神(うぶすながみ 土地の守護神)として祀られたため、「上社」と称するそうです。
秋葉神社以外にも諸社が合祀、境内社として御鎮座しております。
地域の氏神である神社の社地内に御鎮座し、諸社が合祀または境内社として数柱祀られている姿は外宮摂末社である志等美神社・大河内神社・打懸神社に雰囲気がとてもよく似ています。
引用元:wikipedia