町並みの今昔 鉄道・道路編

伊勢河崎商人館を目指して歩く③ 中橋 魚河岸 魚市場 河辺七種神社

伊勢河崎商人館を目指して歩く②の続きになります。左右に歴史ある町並みを見ながら、河崎本通りの入口から400mほど進みますと信号交差点にでます。真っ直ぐ進みますとその先に河崎商人館があり、右折しますと勢田川(せたがわ)に架かる「中橋(なかはし)」があります。

信号を右折したところにある中橋の画像です。近代的なフツーの橋ですね。

大正10年(1921年)ころに発行された絵はがき「山田河崎町 魚河岸」の画像です。中橋の上から北新橋(きたしんばし)方面を撮影した画像になり、干潮時の撮影で半分川底が見えています。

同じころに内宮土産物聯合店から発行された絵はがき「伊勢河崎町魚市」の画像です。こちらは満潮時の撮影になり川に水を湛えています。船の着いている左岸の辺りに魚市場があったそうです。

江戸時代以来の河崎の魚市場は高度経済成長期に自動車による輸送の時代を迎えていよいよ手狭になり、昭和42年(1967年)6月に船江3丁目の伊勢ベーカリー隣接地に移転しました。現在のぎゅーとら・ハイジー店の辺りになります。その後の昭和57年(1982年)5月には伊勢志摩総合地方卸売市場(伊勢市西豊浜町)に移転しました。

現在の中橋の上から北新橋方面を撮影した画像です。昭和49年(1974年)の大きなな被害をもたらした「七夕豪雨」をきっかけに昭和51年から河川改修工事がはじまり、向河崎(むかいかわさき)側の右岸の蔵や町屋は立ち退きのために取り壊され、左岸には管理道路が出来て川の景観は大きく変わりました。管理道路上に河崎商人館の駐車場6台分があります。

河崎本通りの信号交差点に戻りますと、信号を渡った右側に河崎の町並みの案内看板があります。

河崎本通りを少し進みますと左側に河邊七種神社(かわべななくさじんじゃ)の入口があります。

河邊七種神社は河崎の産土神(うぶすながみ)となり、素戔嗚尊(すさのおのみこと)など11柱が祀られております。古くから「天王さん」と親しまれ、毎年7月14日の「天王祭」は伊勢の三大祭に数えられています。

河邊七種神社の入口から150mほど進みますと左側に伊勢うどんで有名な「つたや」さんがあります。

つたやさんの少し先に十字路があり、真っ直ぐ進むと河崎商人館、左折すると商人館の駐車場(7台分)、右折すると北新橋があります。

北新橋の上から河崎商人館方面を撮影した画像です。画像中央の黒い蔵が河崎商人蔵になります。河川改修のため造られた管理道路と商人蔵の間にはかつての川岸が残されています。

十字路を直進し、20mほど進みますと左側に河崎商人館の入口、右側に雑貨などを販売している河崎商人蔵があります。外宮前からここまで約1,6kmになります。

出典:平成24年 伊勢市発行 伊勢市史第5巻、平成28年 伊勢商工会議所・(有)伊勢文化舎発行 改訂新版 検定お伊勢さん公式テキストブック、三重県神社庁ホームページ、2009年 大阪市立大学文学部地理学教室 伊勢河崎、wikipedia

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