町並みの今昔 鉄道・道路編

伊勢河崎商人館を目指して歩く②  吹上町踏切 河崎本通り 古本屋ぽらん 河崎蔵

伊勢河崎商人館を目指して歩く①の続きになります。

今回はJR参宮線の吹上町踏切からご紹介します。上の画像は①でもご紹介した大正11年(1922年)5月に駸々堂旅行案内部より発行された「伊勢参宮案内地図」になり、青い丸印のところが吹上町の踏切になります。

この踏切から船江新道(ふなえしんどう)のバス停付近までを通称「八間道路(はちけんどうろ)」といい、大正13年(1924年)3月に完成し、道幅が8間(約15m)であったことから、この通称になりました。現在は県道201号線の一部となっております。

踏切内から伊勢市駅方面を撮影した画像です。画像奥、中央には建設中の再開発ビルが見えます。

踏切から20mほどの左側にある善光寺。立派な山門です。明応年中(1492~1501年)に真盛(しんせい 諡号・円戒国師)が小堂を設けたのが始まりとされ、明治4年(1871年)の火災によって灰燼(かいじん)に帰してしまいました。その後の再建の際、辻久留町にあった同宗の威勝寺(いしょうじ)の大師堂を移建したそうです。

踏切から15mほど進んだ右側にあるタイヤ屋さん脇の路地が昔の河崎へ向かうメイン道路です。

昔のメイン道路に入り100mほど進むと近鉄線の高架があり、さらに60mほど進みますと右側に明治41年(1908年)創業の海苔と乾物の専門店「かねやす」さんの時代を感じさせる建物があります。

かねやすさんから200mほど進んだ辺りの画像です。ここまでが吹上で一歩通行の標識があるところからが河崎になります。

ここから河崎商人館までは約630mです。一方通行で道路は狭いのですがこの通りが河崎本通りで江戸時代からの町並みが残されています。

河崎に入って70mほどで撮影した画像です。いい感じですね~。河崎本通りはこのような町並みが続きます。

しばらく進みますと右側には銘菓「絲印煎餅(いといんせんべい)」で有名な万延元年(1860年)創業の「播田屋(はりたや)」さんの本店があります。

さらに進みますと右側には築200年以上の町屋で営業されている「古本屋ぽらん」さん。何度かお世話になっております^^。

古本屋ぽらんさんの反対側にある村田家住宅。

住宅に掲げられた案内板の画像です。寛延3年(1750年)創業の「角仙(かどせん)」さんの本宅になり、現在でも日用品雑貨・業務用総合卸問屋を営まれております。

さらに進んだ右側には、築150年の蔵を改装したカフェ「河崎蔵(かわさきぐら)」さんがあります。

お店の中は古い道具などが展示されていたりしていて、とても落ち着いた雰囲気の中でコーヒーなどを楽しめます。

次回、伊勢河崎商人館を目指して歩く③に続きます。

出典:昭和59年 伊勢文化会議所発行 山田惣図絵、株式会社かねやすホームページ、播田屋ホームページ、角仙合同株式会社ホームページ、wikipedia

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