今日は内宮入り口に架かる宇治橋から約200mくらいのところに御鎮座する、皇大神宮(内宮)所管社である饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)、皇大神宮摂社である津長神社(つながじんじゃ)、皇大神宮末社である新川神社(にいかわじんじゃ)および石井神社(いわいじんじゃ)をご紹介します。
内宮を参拝されたあと宇治橋を渡りまして、おはらい町の方へ曲がらずにそのまま真っ直ぐ進みますとバス乗り場がありまして、道路の反対側に勢乃國屋があります。
勢乃國屋の左隣にタクシー待機場があり、その奥に饗土橋姫神社があります。専用の歩道は無いので、待機しているタクシーの間をすり抜けて進んでください。
饗土橋姫神社の入口です。すぐ左隣には合格神社の入口があります。
饗土橋姫神社の社号標です。
社名の「饗土」とは疫病神や悪霊などの悪しきものが入るのを防ぐために饗応(きょうおう)の祭りを行う土地を意味するそうです。御祭神は宇治橋鎮守神(うじばしのまもりのかみ)であり、宇治橋の守護神であります。
饗土橋姫神社の入口のすぐ右側に津長神社・新川神社・石井神社の入り口があります。3社は同座しており社殿はひとつであります。
津長神社は皇大神宮の摂社27社のうち第14位であります。御鎮座地の古い地名を「津長原」といい、五十鈴川(いすずがわ)を遡上してきた船の船着き場があったとされます。御祭神は栖長比賣命(すながひめのみこと)であり水神であるとされる。
新川神社は皇大神宮末社16社のうち第6位であります。御祭神は新川比賣命(にいかわひめのみこと)であり水神であるとされ、付近にあったとされる船着き場の守護神であります。
石井神社は皇大神宮の末社16社のうち第7位であります。宇治館町の古い地名が「岩井田」であったそうです。御祭神は高水上命(たかみなかみのみこと)であり石清水の守護神であります。
出典:wikipedia