町並みの今昔 二見浦編

二見浦ロープウェイ跡④ 音無山駅 二見浦駅 海洋楼 二見浦旅客索道

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前回の二見浦ロープウェイ跡③の続きになります。今回は山頂から下りながら二見浦ロープウェイ跡をご紹介していきます。

山上の音無山駅跡を斜め後ろから撮影した画像です。コンクリートがひび割れている箇所もありますが、まあまあ?の保存状態ではないでしょうか。

山頂から西側のルートを少し下り、分岐から真ん中のルートを下りますと中間にあった支柱の台座跡があります。

少し下って地上駅のあった海洋楼さん辺りを撮影した画像です。

さらに下った所からの海洋楼さん辺りの画像です。

宛名面に昭和10年(1935年)3月16日のスタンプ印のある絵画研究会発行の絵はがき「二見浦ロープウェイ 音無山遊園地展望其の一」の画像です。地上の二見浦駅が写っていて、周りにはまだあまり建物は建っていませんね。

絵はがき「二見浦ロープウェイ 音無山遊園地展望其の一」の宛名面の画像です。サザエの形をしたスタンプ印で上の方はうまくインクがついてなかったようですが、「○○日の出遙拝日本一」、「○○乗車記念」の文字は読み取れます。

昭和11年(1936年)6月に東京観栄旅行会発行の「伊勢参宮及鳥羽・二見ヶ浦 記念写真帳」に掲載されている「音無山に架るロープウェイ」の画像です。地上の二見浦駅から山上の音無山駅を撮影した画像になります。小さく写っていますが、音無山駅には結構大きな駅舎があったようです。半分ですが二見浦駅舎も写っており、貴重な画像かも知れません。

現在の地上の二見浦駅跡付近を「音無山に架るロープウェイ」と同じ角度で撮影してみました。右側の建物が海洋楼さんです。現在の国道42号線へ通じる坂道は道幅は広くなっていますが当時とほぼ同じですね。二見浦ロープウェイ跡①を書いた2020年2月時点では不明だった地上の二見浦駅の正確な位置が判りました。

「二見浦ロープウェイ 音無山遊園地展望其の一」の地上駅付近を拡大した画像です。地上の駅舎全体が小さく写っていますが、少しぼやけていて建物の形などは判りにくいですね。

出典:wikipedia

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